月20GB以上使う人こそ、格安SIMを見直すチャンス
スマートフォンで動画を視聴したり、SNSを頻繁に使ったり、外出先でのテザリングを活用するなど、通信量が多い人にとって、月20GB以上のデータ容量はもはや一般的になっています。
しかし、依然として3大キャリアを使い続けていると、月額5,000円〜8,000円という高額な通信費がかかっている人も少なくありません。
「格安SIMは安いけど、速度が遅いんでしょ?」と不安に感じる人も多いかもしれませんが、2025年現在、通信品質やサポート体制も大きく進化しており、使い方次第ではむしろ3大キャリア以上に快適なスマホ生活が可能です。
本記事では、「通信速度」「使い放題」「料金」の3軸で、20GB以上使うユーザーに本当におすすめできる格安SIMをランキング形式で紹介します。
格安SIMを選ぶ際のポイント【2025年最新版】
格安SIMは種類が多く、選ぶのに悩みやすいですが、次の3点を押さえておけば、自分に合ったサービスを見つけやすくなります。
通信速度の安定性
格安SIMの中には、利用者の増加により昼休みや夕方の通信速度が大きく低下するものもあります。通信の安定性を重視するなら、ソフトバンクの回線をそのまま利用する「LINEMO」などのサブブランド系が有利です。
データ容量と使い放題の柔軟性
月20GBを超えて使う可能性がある人は、余裕のあるプランか、データ無制限・定額制のプランも検討対象にしましょう。たとえばmineoの「マイそく」や「パケット放題Plus」など、速度は制限されるものの、実質的にデータ無制限で使えるプランがあります。
月額料金とコスパ
単純に「安いかどうか」だけでなく、「何GB使えてこの価格なのか」という点を意識すると、より納得のいく選び方ができます。
2025年おすすめ格安SIMランキング【20GB以上編】
ここからは、実際におすすめできる格安SIMを3つ厳選し、ランキング形式で紹介します。
1位:mineo(マイネオ)マイそく+パケット放題Plus
mineoの「マイそく スタンダードプラン」は、月額1,683円で最大1.5Mbpsの速度で通信し放題というユニークなプランです。これに月額385円の「パケット放題Plus」を加えると、合計2,068円で実質的にデータ無制限の利用が可能となります。
最大1.5Mbpsの速度は、SNSや音楽ストリーミング、YouTubeの中画質再生程度なら十分対応できます。特に自宅やWi-Fi環境と併用する人であれば、不満を感じにくいでしょう。
一方で、平日の昼12〜13時は通信速度が32kbpsに制限されるため、仕事や学業で昼にネットを使う人には注意が必要です。
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2位:LINEMO スマホプラン(20GB)
LINEMOはソフトバンクが提供するオンライン専用ブランドで、20GBのスマホプランが月額2,728円。3大キャリアと同等の通信速度をそのままに、格安SIM並みの価格で利用できるのが魅力です。
LINEアプリの通信量がカウントされない「LINEギガフリー」も特徴のひとつで、ビデオ通話や写真の送受信が多い人には嬉しい特典です。
通話に関しても、必要に応じて5分かけ放題(550円)や完全かけ放題(1,650円)などのオプションを付けられるため、使い方に応じた柔軟なプラン設計が可能です。
参考URL
3位:IIJmio ギガプラン(20GB)
IIJmioの20GBプランは月額2,000円というコストパフォーマンスの高さが特徴です。回線はドコモとauを選べるマルチキャリア対応で、格安SIMの中でも通信の安定性には定評があります。
ただし、昼休みや帰宅時間帯など混雑時には速度が低下することがあります。速度よりも価格を重視したい人には十分魅力的な選択肢です。
また、データの翌月繰越に対応しており、余った容量を無駄にせず使えるのも嬉しいポイントです。
参考URL
主要格安SIM 比較表
SIM名 | 月額料金 | 容量 | 通信品質 | 特徴 |
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mineo | 2,068円 | 実質無制限 | △(1.5Mbps) | 最安・無制限型 |
LINEMO | 2,728円 | 20GB | ◎(キャリア同等) | LINEギガフリー付き |
IIJmio | 2,000円 | 20GB | ○ | コスパ良、繰越あり |
利用スタイル別:どれが合ってる?
自分に合ったSIMを選ぶには、「自分の使い方」を基準にするのが大切です。
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動画やSNSをよく使うけど、高速通信はそこまで求めない → mineo
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昼間も夜も快適に通信したい → LINEMO
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月額料金をできるだけ安く抑えたい → IIJmio
よくある質問(FAQ形式)
Q. 20GBを超えたらどうなるの?
LINEMOやIIJmioでは、20GBを超えると通信速度が最大1Mbpsに制限されます。追加で高速データ通信を購入することも可能です(LINEMOは1GBあたり550円など)。
Q. 格安SIMでもテザリングできる?
はい、今回紹介した3社ともにテザリングに対応しています。ただし、通信速度が制限されるmineoでは大容量のファイル転送やPC利用にはやや不向きな場面もあるので注意が必要です。
Q. 通話品質は問題ないの?
基本的には問題ありません。VoLTE対応端末であれば音質もクリアです。通話を多く利用する場合は、かけ放題オプションの有無を確認しておくと安心です。
まとめ:迷ったらこの選び方でOK
20GB以上使う人にとって、格安SIMは月額料金の節約だけでなく、自分に合った通信スタイルを選ぶチャンスでもあります。
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とにかく安く、ギガも気にせず使いたい → mineo
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キャリア並みの速度と快適さを重視したい → LINEMO
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価格と通信品質のバランスを取りたい → IIJmio
それぞれにメリット・デメリットがあるため、利用スタイルを明確にしたうえで、自分に合ったSIMを選びましょう。
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